くずの魚

感想 日記 夢 文章

kanso

ベッドで眠れなくなりこたつで眠り始めてから二週間近く経つ 別にこたつ睡眠で何か困っているというわけではないが、おそらく眠りが浅いために自然と睡眠時間が長くなるのでどこかでなおさないとな~と思っている 夢がたくさん見れるので楽しいんですけどね 冬が終わればベッドで眠れるようになるんでしょうか

ちょっとコンテンツの感想も書いていかないとなということで雑感回 かなりウェットな感想というか、主観で書き殴ったようなの こういうのも残しておきたいなというのがあります 温度差もまちまち、色々書いていきます

 

ミナミノミナミノ

イリヤの二番煎じという感が否めない 秋山瑞人の妙技とも言える軽快な文章は健在だがどうも手癖で書いておりマジでイリヤでよくないか状態 あまり言うことはない 完結してないし多分しないし…

 

・黒き淀みのヘドロさん

結構面白かった 人によりつくられたヘドロ生命体や母の実験のために監禁されたミトなど外部から目的を与えられた者がどうするかというのがまあ大体のテーマかなという感じの話でした 正確に言えば、目的なんて実は与えられてないんだよという単なるちゃぶ台返しだったわけですが でも今読み返したらミトに関してはちょっと事情が違うっぽいですね よく分からないので書きませんが
クラウネッサをヘドロから作った理由こそが本作の核心で、クラウネッサはヘドロからつくられたからこそ悪の道を生き延びた 「何のために生まれたか」ということではなく、先天的に目的を持たないからこそ人はどのような状況にあっても生きられるのであり、選択の自由があってこそ本人の意志による選択は選択としての意味を真に持つ
個人的にはりもん先生の話とかも好きでしたね キャラもかわいいし会話も良いしで◎です

 

ワールドトリガー

昔ジャンプを買っていたので連載を追ってそこそこ読んでいたわけですが、今回単行本をあるだけ読みました 面白かった
気になったのはランク戦のあたりで、なんか集団戦闘において発生する戦術的な問題群を余すところなく書き尽くそうという妙な偏執を感じる 利害が対立する戦闘においてはあらゆる意思が錯綜するからどのチームもまあすんなりとはいかないよね~というのもあるがそれにとどまらない異常な執着が見られる その源泉が何なのかはわかりませんが オサムが才能の穴を努力で必死に埋める過程が一筋縄ではいかない(というかオサム本人の力ではどうにもならないことが多い)ように、才能や能力以外のちりつもはガチで大変だぞという風潮がこの作品にはあって、その一環なのかなと思ったりもします
あとはネイバーの侵攻によって普通に人が死んだり攫われたりしているにも関わらずボーダー隊員たちは防衛に対して結構楽観的だよな~というのが印象に残っていて、でも攫われた知人の存在が非常に強力な動機となったりもしており、知人と他人の重みの差異を変に倫理的に誤魔化していなくて誠実さが感じられます
あと女の子が皆そこそこかわいくていい

 

エイリアン9

ゆり人の名前連呼しまくりだし泣きすぎだしでわろた マジで画面に映ってる時間の半分くらい泣いてなかったか? エイリアンの危険度とかボウグの安全性とかよく分かりませんがエイリアン対策係とかいうものの存在自体正気ではない アニメの中では明かされなかった真の目的みたいなのがきちんと公共の利益に繋がってリスクとリターンの釣り合いがとれているんだろうか 大人たちによる子どもには不透明な陰謀みたいなモチーフは結構散見されますね ボウグの能力を持つ先生の髪は社会から与えられた目的との同化みたいな感じなんでしょうか

 

・三体

面白かった 長かった 本格SFとは言いますがかなり丁寧に書いてあってSFに明るくない自分でもガジェットを雰囲気でなく割とロジカルに理解できた(と思わされている?)感じがある 売れる作品というのは細部の配慮が本当にすごいですね
ETOが三つの派閥に分かれている、というのを見たときあーこれが三体構造と対応しているんだなと思ったんですがまだⅠしか読んでないですので分からないです Ⅱ読みます

 

ONE PIECE

これからルフィとウソップが対決するぞというところまで読んだ アラバスタ編の構成が異常に整っているのは結構誰もが認めるところのものだと思うのですが私はと言えばルフィが何で人を殺さないんだろうということをずっと考えていて、これが本当によく分かっていない ルフィは目的の達成のために障害がある場合基本的にはリスクを考えずにどけ!!!と言ってそれで相手が退かずに拳を振り上げるのならば武力に訴える、ということが多く、であれば殺す方が楽だし確実では?というのが結構ある 人を殺すのは何となく気分がよくないというのはそうなんでしょうが海賊という立場で対立した利益のために命を賭けて戦場に立っている以上「いくら敵でも殺すのはよくないだろ」みたいな安易な倫理性をルフィが持ってるとは思えないんですよね 少なくとも、人が殺せないというわけはおそらくない 主人公だから、という要請ではあってほしくないですね 銃は脅しの道具じゃありません まあルフィにとってはとりあえず今障害を退けることが重要で後先とかそれに付随する相手の生死とかには興味がないというのが本当のところでしょうね

 

 

夢のことめちゃくちゃ書きたくなってきた 近いうちに書くと思います