くずの魚

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inori

まさかの木曜更新 もう何もかもおしまいです

 

最近はコンテンツを消費しつつプロットを練り続ける日々です

今日は『GUNSLINGER GIRL』を読み、これがかなり良かった

 

ガンスリはとにかく祈りの物語でした
読みながらスマホにぐちゃぐちゃメモしまくったんですが、結局は争いを繰り返す救いようのない世界の最も救いようのないところで生きる少女たちへの幸福の祈りだったな……という感じです そして、その祈りに希望はあるのか、ということが問われていた
少女たちを義体化し条件付けによって過酷な戦闘を強いている当人である大人たちがしかし抱いてしまうその身勝手な祈りは、彼女らの悲劇的な運命にカタルシスを見出しながらもできる限りハッピーなエンディングを夢見る読者の祈りでもある そしてもちろん、私たちの祈りは運命を変えません
幸福の祈りはつねに一方的で、自身では確かめようもないが、憎悪が連鎖していったように祈りもまた繋がれていく そして繋がれた先の少女は多数の他者の支援によって光を浴び、祈りが成就する可能性つまりは希望があることを知る 身勝手なエゴに報いがあるように祈りが報われることもあるのだ
少女たちは過去を忘れさせられて作り物の境遇を与えられ、それによる幸福を享受する 祈りもまた、過酷な現実の運命に対抗するための作りものなのだ(何だか『ルックバック』を引きずっている気がする)

よくまとまらないが、個人的な所感としてはこんな感じでした 日に日に感想を書く能力もやる気も落ちている気がする まずい

ちなみに同作者の『1518!』も面白いのでオススメです 全七巻と読みやすいのでぜひ

以上

 

 

というわけでプロット練りに戻ります そろそろ本当に時間がないので、三週間以内ぐらいには書き始めるんじゃないでしょうか

 

それでは